変則シフト守備が面白い。メジャー、日本人選手の守備位置とは。

MLBの主流となったシフト守備

最近、NPBやメジャーリーグを見ると守備位置が大胆なときがある。
ランナーが塁に出ていない時でもだ。
これは、単なる守備選手の気まぐれで、このような守備になっているのではない。
きちんと計算された上で、
そのシフトが一番バッターの特徴上アウトが取れる確率が高いからその守備位置についているのだ。
シフト守備はよく強打者に使われている。
つまり、シフト守備を使われるということは強打者の証である。
今回は、有名なシフト守備を見ていこうと思う。

普段私たちが目にするシフトには以下のようなものがある。
ゲッツーシフト、バントシフト、前進シフト、後ろシフトなどなどだ。

これとは違い今回は打者専用のシフト守備を取り上げていく。

 

有名な強打者シフト

 

王シフト

世界の王とまで言われたホームラン王。

彼の特徴というのが、右方向の打球という特徴だった。
当時研究技術が優れていなかったが、彼と対戦したピッチャーが
打球方向を感覚で覚えており、このシフト守備が誕生した。

 

松井シフト

日本を代表するバッターになった松井秀喜。
日本でもアメリカでも「松井シフト」で苦しめられた。
松井秀喜専用シフトは彼がプルヒッターのため、極端に一二塁に寄る守備形態を指す。
彼は引っ張るだけでなくレフト方向にもヒットを打てるため、一見不思議に見えるが、
不調に陥ると、ゴロキングという異名の通り、ゴロを量産ししかもそれがほとんど一塁ゴロか二塁ゴロのため、
そのようなシフトがひかれた。

 

柳田シフト

今やパリーグを代表する打者に育った柳田。
2018年シーズンはサイクルヒットも達成し、ますます調子が上がっている。
そんな彼専用のシフトが「柳田シフト」だ。
柳田は2015年にトリプルスリーと首位打者の同時獲得という快挙を達成したが、2016年は成績を落としていた。
原因としては各球団の配球面での徹底マークに加えて
二塁手が下がり、遊撃手は二塁ベースの後方、三塁手は三遊間寄りという、内野手だけを右方向に寄せる「柳田シフト」が誕生したからだ。
柳田はゴロが多いという特徴があり、全打球に占めるゴロ率は2018年までで、約半分がゴロになっているという傾向がある。
また、引っ張った打球はゴロが多く、逆方向の打球はフライが多いという特徴もある。
守備選手は逆方向へのゴロ少なめなので、三遊間を空けて右方向へ思い切ってポジションを寄せることができる。
だが柳田はロボットではなく、人間だ。すぐにこのシフトを破る練習をして、2018年は脅威の打率を残している。

 

筒香シフト


続いて、今やセリーグを代表するホームランバッターに成長した筒香だ。
彼も柳田と同じく、右方向寄りのシフト守備を敷かれる選手である。
内野手は右方向に深めのポジショニングを取って守った。

特に面白い筒香シフトはWBCのメキシコ戦だった。

メキシコのシフトは一塁手・二塁手・遊撃手のポジションは定位置のままに、
三塁手を一二塁間深くに置くというもの。
この、ものすごい極端なシフトには度肝を抜かれた。
この大胆シフトはメジャーではよく使われるらしい。

 

大谷シフト

花巻東高校時代の大谷翔平は、
3年時の春季県大会の1回戦で大東高校に「外野4人シフト」を敷かれたことがあった。
大谷はそのバッティングセンスから長打力が凄いと分析で出ていた。
なので、単打OK、長打NGの場面で大谷を単打にしたというものだった。
時に変わってメジャーリーグ。
大谷のシフト守備はどう変わったのか?
大谷の時の守備はショートがセンターとピッチャーの間にいる感じです。
センターから右方向の打球が多い大谷は、左をガラっと空けたシフトにされているようだ。

 

オルティスシフト

メジャーリーグで最も有名なシフトといえば元レッドソックスのオルティス。
彼の打席の時は極端な右よりのシフトで有名だ。
現にこのシフトでオルティスは不振になっている。
各球団のオルティスへの執念の分析の結果だと思う。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
このほかにも有名な打者は必ずと言っていいほど分析・研究をされ
一度不調に陥るようになっている。
しかし、本当の天才はその壁をいともたやすく破ることができる。
またイチローのように球状全体がヒットゾーンという本物の天才もいる。
そうなれば、本当にお手上げだし、シフト守備もかけられないだろう。
今はなんと言っても打者大谷対研究・分析陣。
今のところ大谷は好調だが今後は果たしてどうなるか。
楽しみな対決になるだろう。

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です