【緊急】ハリルホジッチ元監督、記者会見につき。

ハリルホジッチ監督の記者会見が行われたので、私からも感想を述べさせて貰います。

その前に、私個人の意見ではハリルホジッチの解任の時期は「今では無い」派です。
1個人の意見ですので、ご了承をお願いします。

記者会見は全て聞かせて頂きました。

 

プロのアスリートの調整

まず、1流のアスリートはどこに照準を合わせるか。
例えば、4年に1度のオリンピック、野球のシーズン、Jリーグ、箱根駅伝。
日本にもこのような色々大事な催事が必ずどれかはあります。

例えば、今年、去年の野球の話をしましょう。

昨年のオープン戦で調子がすこぶる良かった千葉ロッテ、シーズンに入ると
とたんに調子を下げ、チーム打率は信じられないものになりました。
今年も、広島やソフトバンクは下位、西武は7位に留まっています。
しかし、シーズンでこれまで広島と西武は首位、ソフトバンクもAクラスにいます。※4月28日現在

これは今年や去年に始まったことではありませんが、オープン戦の順位=シーズンの結果に
結びつくとは限りません。
なぜなら、監督もオープン戦で戦術の確認、選手の調子の確認を行い、選手もバッティングフォームやピッチングの球種の確認を行い、テストするからです。

そんなテスト期間の成績を見て、解任された監督が過去にいたでしょうか。
答えは「ノー」だと思います。
それは、大事な本番ではないからです。

確かにウクライナ戦・マリ戦、そして伝統の1戦の韓国戦の内容は無残で、酷評に値します。
ですが、どの試合も「本番」ではありません。
韓国戦はJリーガー主体の1.5軍ですし、ウクライナ・マリ戦は新戦力の発掘に充てられました。
これが本番であれば、戦術・選手ともに違い、試合内容も異なっていたのではと思います。

これがまず私にとっての違和感でした。

ちなみにハリルの会見ですが、ハリルが起こした実績を紹介してましたね。

①初戦敗戦で予選を首位通過(世界でも実例がない奇跡に近いこと)
②オーストラリアにホームで勝利(日本の歴史上初)
③ブルガリアに7-2で勝利(欧州のチームに歴代最大得点差をつけて勝利)
④イランに勝利
⑤ベルギーに善戦
⑥ブラジルから点を奪う

以上が会見で挙げられていた実績の数々です。

これだけ見れば申し分ないと思いますね。
本番での結果は出しているので、本番にはちゃんと調整でき、コンディション管理・選定も
コントロールできているのではと思います。

各メディアは負ければ当然辛口評価でハリルを責めます。
それは世界共通で、そうでもしなければサッカーも良くならないからです。
しかし、メディアに左右して解雇してしまえばWカップまでに何人の監督が必要になってくるか
わかりません。また、今回のタイミング、例え解任が決まったとしても少しおかしなタイミングだと思っています。
ハリルも会見でこう言っていました。
「韓国戦後のタイミングならわかる、なぜなら韓国戦は伝統の一戦だからだ」
そう、この発言でわかるように、解任のタイミングは

①予選初戦で負けた時
②韓国戦で負けた時。

このどちらかなと思っています。
理由は、本番で負けたから・伝統の一戦で負けたからの2つです。

 

コミュニケーションの食い違い。メディアはハリルを「裸の王様」と報道。

さて、この解任劇協会とハリル側で大きく食い違ったのは「コミュニケーション」の部分です。
協会側は「コミュニケーションができていない」と主張をしていて、
ハリル側は「いやいや、選手全員とコミュニケーションを密にしてきた」
と主張していました。
一部メディアはこの一連の食い違いを「ハリルは裸の王様だ」と報じていました。

 

裸の王様・・仕立て屋がバカは見えない服を作ったと言い出し、みんなは自分がバカではないと
      思っているので、見えたふりをしてしまう。王様ももちろん見えるとふるまい、
      結果全員が催眠術にかかったように服が見えるふりをするという物語。
      最後は子供だけが正直に「なんで王様は裸なの?」と言えたというのもオチであります。

 

私は正直この会見を聞いた時、どちらも正当な事を言っていると思いました。
なぜなら、ハリルは裸の王様、協会は子供の立ち位置にいたからです。

ハリルやハリルの周りのスタッフは、これだけ密に連絡をとっているのだから、
コミュニケーションで不満を持つ選手はいないだろうと信じ込んでいたと思います。
もちろん、今回の結果に至ったわけですから、残念ながら数人とのコミュニケーションは
難しいものとなりました。ほんとに数名なのですから気づかないのも無理はなかったかなと思います。
しかしながら、韓国に負けたり、ウクライナやマリで残念な試合をしたハリルを俯瞰して見ていた
協会は、何がダメなのだろうと探っていました。

そこで一番に目についたのが今回の最大の争点、「コミュニケーション」です。
協会は選手をハリルほどしっかりと見ていません。
ハリルは会見で「本当に選手と密に話をして、本当に細かな戦術まで話した」と言っています。
なので、ここが協会がハリルを「裸の王様だ」と思えた原因ではないでしょうか。

ただ、ハリルが記者会見で言った通り、
「どうして私が裸の王様であることを言ってもらえないのだ」という言葉、
周りのスタッフは服が見えていたので言えるはずがありません。
言えるチャンスがあるとすると、そう、協会なのです。
しかし、協会はアドバイスを送ることなく「解任」という決断をしてしまった。
これはいくらなんでも段階が早すぎるのでは?とも思っています。

段階としては、ハリルにアドバイス→選手との修復→修復困難な場合解任。
とこのような形で段階を踏むことがベストだったのではと思っています。

 

日本に危機。将来日本人の監督が多くなる?

未来のことを考えた時この決断は、ネガティブになると思っています。
近年では、昔より日本のサッカーが欧州にも伝わり、優秀な監督・コーチが日本に
傾きつつあります。そんな中で今回のような事件。これでは、日本に行ったら
すぐに解雇されゲームオーバーだ。と思われてしまい、招集が困難になります。
もちろんそれで苦労するのは協会なのですが、、

ワールドカップまであと2か月ありません。
西野監督に非はありませんが、ワールドカップの結果によっては
日本のサッカーが大きく傾くと予想します。
そうなれば協会もただでは済まされないでしょう。
協会もバカではありません。きっとこの事には気づいていると思います。
協会は大きな博打をしました。
6月、果たしてどのような結果が待ち受けているのか。

いい結果が出て、日本のサッカーが繁栄できる事をお祈り致します。

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